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有害生物をどのように考えるのか?
まず、この「有害生物」をしっかりと理解して管理することからスタートします。私達は、人に対して健康被害を含めて、さまざまな害を与える生物を有害生物であると考えています。それは、病原体媒介動物、有毒動物、衛生動物、吸血動物、アレルギー原因動物などが含まれますが、海外から搬入される資材や植物などに付着して、アルゼンチンアリ・セアカゴケグモのように新たな外来種も侵入します。原材料の運び込まれる施設や工場などや日常生活で使用する公共的な場所などで被害を受けることがあります。
そこで、有害生物を管理するには、薬剤を使用した処理だけではなく、モニタリングを中心にする環境管理までを考えた総合的なマネジメントシステムが重要です。

有害生物は、生きているもの、また死骸・脱皮した殻・糞・体毛などが、食品(製品)に混入した場合でも、異物として取り扱われます。製品への異物混入を防止するには、衛生的な環境を構築し、製造環境内に衛生害虫やネズミなどが侵入しないようにすることです。
※T.P.Mとは、IPM理念に基づいて防除体系をシステム化した、テイソー独自の手法で、調査を主体としたシステムです。

食品は、人の生命活動に必要な栄養分であり、医薬品は人の病気を治して健康にする薬です。今の社会情勢では、企業は製品の品質管理責任において消費者から厳しく要求されています。ひとつのトラブルが、企業イメージの失墜につながるケースも増えていますので、ネズミやゴキブリなどの昆虫類だけではなく有害生物管理の徹底は、消費者の信頼に応えるためには欠かせない要因となっています。
そのほかに、食中毒の発生の原因となる微生物汚染を防止するには、食品や医薬品などにおける防除体制を科学的に構築し、衛生的な環境を維持することが求められています。